空き巣対策に防犯ガラスの導入を検討中

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空き巣被害が拡大していると言っても、それは他人事のようなお話でした。テレビでは単純な空き巣被害よりもセンセーショナルなものが放送されていますが、その事件の特殊性が高ければ高いほど、やはりどこか自分とは関係のないことという意識が強まってしまうのです。

しかし世の中ではニュースに取りあげられないような犯罪のほうがよほど頻繁に起きているわけですから、本当はそうした事件がもっと関心を集めなければならないのではないでしょうか。
そんなふうに考えていた矢先、小学生の息子が学校から帰るなり「友達の家に泥棒が入ったんだって」と教えてくれました。どうやら学校の同級生の家に空き巣が入ったようなのですが、戸締りもきちんとしていたにも関わらず二階のベランダの窓から侵入されたとのことでした。被害の程度はわかりませんがゲーム機を持っていかれた息子の友人はひどく落ち込んでいたそうです。

これはいよいよ他人事ではなくなってきたのだと、我が家も防犯対策をしなければならないと一念発起し、窓ガラスを防犯ガラスに交換することにしたのです。この話を聞いた妻は、現在我が家で使用している複層ガラスも充分に強度はあるし、子供部屋にはワイヤー入りのガラスが入っているのだから問題ないと主張し、交換費用がバカバカしいと言い出す始末でした。
確かに我が家のベランダのガラスはペアガラスで、厚さも通常より分厚く、かつ二枚のガラス板が入っていますが、それはあくまで結露防止や省エネ効果を期待して導入したものであって、防犯効果はありません。空き巣に狙われたら通常のガラスと変わらないのです。もちろんワイヤー入りのガラスに至っては、延焼拡大防止以外の効果は皆無で、かえって割れ落ちない分侵入しやすいかもしれません。

窓の防犯ポイント | 春日部ガラス修理救急センター

防犯ガラス導入を考えたとき、まずは家族の認識を改めさせ、防犯ガラスの意味を理解させることからはじめなければならないのだと気が付いたのでした。