ガラス修理の道具ってどんなもの?

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窓ガラスが割れてしまったら、交換修理をしなければなりません。しかしわたしたち一般人がすぐに修理を行うというのはなかなか難しいものですから、やはり専門の業者さんに依頼することになるでしょう。しかしそうは言っても、そのガラスが割れたのが夜中だった場合、すぐに交換修理を行うことができない状況だってあるでしょう。

そうした場合、応急処理としてわたしたちでもできるガラス修理を行う必要があります。そのとき必要になる道具がテープ、雑巾、軍手です。テープの種類はガムテープでもかまいませんが、できれば透明に近くて重ね張りも出来る養生テープなどを使用すると良いでしょう。またガムテープであれば紙のものではなく、布のガムテープがやはり重ね張りができるのでオススメです。

さて、ガラスに入ったヒビに気を付けながら、まずはガラス表面に付いた汚れを雑巾を使って拭き取ります。これはテープの貼り突きをよくするためのことですが、それでも危険を伴いますので表面をそっとなでるくらいで良いでしょう。念の為軍手をつけることも大切です。ある程度拭けたら割れ目に沿ってテープを貼っていきます。窓ガラスの表と裏の両方から、割れ目を挟むように貼るのがポイントです。
こうしておけば、しばらくの間ガラスがそれ以上割れることもありませんから、安心して業者さんがくるのを待つことも出来るのです。

ところでプロが使うガラス修理の道具ですが、実はわたしたちとそんなに変わりません。ガラス切りで割れたガラスの破片などをカットして除去することもありますが、それもいつも使うわけではありません。極端な話、ドライバーと軍手があれば窓ガラスは交換修理が出来てしまうのです。
ただしそれも、業者さんが持つ技術があってこそです。最近は自分でガラス交換をする方法というのも紹介されていますが、窓枠の気密性や安全性を考えた場合、やはり業者さんの技術が大切な「道具」になるのです。